私は現金が苦手です。 正確に言うと好まない。
まず、かさばるのがやだ。 そして硬貨は重たい。
さらに、これは別の人から 得たコメントですが、 とても感慨深かったので 念頭に置くようにしてるのだけど、 現金は汚い。という価値観
これは最初は「生理的に無理」、 と同じ感覚で延長線の言い回しかと 思ったのですが、どうも違う。
衛生的によろしくない。という意味らしい。 言われてみると確かに、現金は人の手を 介してその居場所を彷徨い続けています。
今でこそレジもぶち込むだけだったり 人の手が触れる機会は少しずつ減っている、 機会というよりは回数が減っている気はしますが、 やはり人の手にどこかでは触れているでしょう。
人の手、これを一概に言ってしまうのは宜しくない。 そうは思いますが現代人は今や常に利き手にスマホを 持っているようなものです。 スマホの画面と〇○どっちが綺麗か。なんて 揶揄されることもあるほどスマホくんは汚れてしまっているようです。 そんなスマホを汚しているのか、あるいはその スマホで汚れているかもしれない人の手を介して 人と人の架け橋になる。あるいは会社と会社、 そう、契約ですね。その繋ぎ手たる現金。 そんな偉大な存在に私は抵抗を覚えます。
ただ、現金はどうしても必要になるケースがあります。 信用問題で現金払いしかできない。 というケースに出会うことが日常的にあるわけでは ありませんが、食事や買い物、日常のシーンの中で 今でも現金のみしか対応しない箇所も珍しくありません。
こうなると、キャッシュレス主義 (貴族主義みたいでかっこいい。時代はコスモ・バビロニアなんです) を貫いている私も財布に現金を忍ばせるのは吝かではないというもの。
ただ、必要になる度に都度引き落とすのも手間というもの。 ましてや食事なんかは初見のお店では決済方法が食事を済ませる まで分からないこともありますし、無いから引きに行くというのは あまりにも紳士・淑女的ではありません。
そこで、月に必要になるであろう現金のみ月初に引き落としておく。 これです。これしかありません。 ちなみにこれも知人の智慧を拝借しております。 私は偉大な知人に囲まれて幸せものです。 私より幸せな人間は他に存在するのかたまに気になります。 自分の人生の幸福度を数値化して私より上になる 自身がある方はいるのでしょうか。 恐らくこれは言った物が最後の勝利者なので対抗心でなく 本気でそう思える人は私より必ず幸せだと思います。
まぁ、あるいは幸せ者など何処にもいなく、 人類全てが不幸なのかもしれません。
さて、月に必要な現金を用意する。 これは確かに素晴らしいです。 月の現金支出の上限設定になるのは とても生活に役立ちます。 というよりATMへ行く手間が減るのは大変素晴らしい。
しかし、これをやるに必要な情報を 誰しもが把握、管理しているのでしょうか。 必要な情報とはつまり自分が1ヶ月に どれだけ現金を利用しているのか。
さて、そのうち自分の支出管理もしないといけないですね。 支出の情報は蓄えつつあるのでそのうち纏めないとです。
一番最初の話に戻りますが、 衛生的な観点から、飲み会の 参加費は札はちょっとどうしようもないですが、 硬貨はアルコール消毒(ウェットティッシュ)で 拭いて封筒に入れて渡していました。 ある日、封筒が用意できなかったので、 ウェットティッシュオンザ硬貨で渡したら、 ドン引きされました。何故だ。
Adieu.
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